『モンスターズ / 地球外生命体』

「SF、クリーチャー、低予算」と来ると、もう無条件でツボでして、観ないわけには行きませんでした。しかし、作品の鮮度には全く興味がなく、普段劇場には滅多に行かない自分は、本作が渡辺謙がキャスティングされている2014年のゴジラを作った監督の、長編デビュー作だとは全く知りませんでした。これは正直掘り出し物です。この手の作品を観るからには、特殊効果なりアクションシーンなりの出来を期待する人が多いのかも知れませんが、制作費たかだか50万ドルの作品にそんなもの期待するのは間違ってます。直球のカタルシスが欲しければ、こんな超マイナーな作品を選ぶ必要はありません。そのへんの機微が解る人だけが観ればいいのです。 個人的には、SF映画はプロットが命だと考えています。では、本作のプロットはというと、地球外生命体のサンプルを採取したNASAの探査機が、大気圏突入時にメキシコ上空で大破して…という、非常にチープなものなのです。しかし、それが実際に作品内の各オブジェクトに落とし込まれた結果、まんまタコっていうクリーチャーの姿は「カッコ苦笑」だとして、南米北部のかなりのエリアを「INFECTED Z... Read More | Share it now!